わっしーの独り言

駆け出しエンジニアです。技術や趣味についてたらたらと。

1時間の停電を経験したよ & 東電へのお願い

こんにちは。駆け出しエンジニアのわっしーです。

私は関東在住なのですが、最近1時間ほどの停電を経験しました。

まずは復旧していただいた、電力会社・工事会社の方に感謝しています。一方で、東電(東京電力パワーグリッド)への注文もあります。

そこで、今回の経験を振り返って、自分が慌てないための備忘録と、加えて東電へのお願いを残しておきます。

 

 

停電への対応

当日の状況

停電が起きた日は、最高気温30℃を超える真夏日でした。

また台風が近いこともあって天候が不安定で、短時間ですが時折強い雨が降ったり、雷が鳴っていました。

停電が起きたのは21時で、私は一人で家にいました。

 

いきなりの停電

まず、21時ごろに、一瞬停電し、あれっと思っている間に何事もなかったかのように復旧しました。

そして、一瞬の停電から数分後に再び停電しました。

私の経験則から数分程度で復旧するかなと思い、暗闇の中じっと待っていましたが、なかなか回復しませんでした。

せっかくだし早めに寝ようかと思い、布団へ入りました。しかし、エアコンが止まったために蒸し暑く、寝付けませんでした。

そこで、寝るのは諦めて、停電状況を確認してみました。

 

停電・復旧状況がわからない

停電発生から20分程度経っていましたが、まずはネットで停電情報を見てみました。

私は関東在住で、東電にお世話になっているので、東電が公開している「停電情報」へアクセスしました。

teideninfo.tepco.co.jp

すると、隣の県の停電情報が載っていましたが、自分の住んでいる地域については、「現在、停電情報はございません。」と記載されていました。

「え?停電していないの?もしかして、家のブレーカー落ちただけなのに、20分ひたすら待機していた?」と困惑しました。

ブレーカーを見にいきましたが、きちんとついていますし、家のドアを開けて周りの家を見ても見渡す限り電気は消えています。

やはり、停電が起きているようです。しかし、東電の「停電情報」ページを更新しても、「現在、停電情報はございません。」の記載のままです。

ここで、ふと気づいてしまいました。

「もしかして、停電しているけど、東電は気づいていない?気づいていないからこそ、復旧作業されていない?停電のまま放置され続けてしまう?」

 

東電への連絡

ということで、東電へ連絡をしてみることにしました。

東電の「停電情報」サイトの下側にある「電気がつかないとき」をクリックすると、「チャット(停電・電気設備)」というサイトへ飛びました。このサイトの「チャットでお問い合わせする」をクリックして、問い合わせをしてみました。

www.tepco.co.jp

 

このサイトは電話での問い合わせも用意されているのですが、21時は受付時間外だっために電話の代わりにチャットを使いました。

ただ、よくよく見ると、停電などの緊急の場合は24時間対応してくれるようです。気づきませんでした。

 

さて、チャットボットの機械的な質問に対して住所などの情報を回答すると、オペレーターとのチャットが開始しました。

しかし、チャットが開始されてもオペレーターに繋がるまでに10分以上かかりました。ただ、接続まで時間かかってしまうことは、大人数が問い合わせしているためであり、仕方のないことだとは思います。

チャットでは、停電していること、一方で公開されている「停電情報」には記載がないことを伝えました。

その結果オペレーターから、停電は把握しており復旧に向けて対応しているが、「停電情報」にはまだ掲載していないことを教えてもらいました。

なぜ停電情報を掲載していないのか疑問に思いつつも、復旧作業していると知り一安心しました。

 

復旧

チャット終了から10分ほどで無事に復旧し、家のライトが点灯しました!

解決かと思いきや、一悶着がありました。

スマート家電であるSwitch Bot ハブミニ(https://www.switchbot.jp/products/switchbot-hub-mini)とスマホを連携させてエアコンのリモコン代わりに使っているのですが、ハブミニが反応しません。そしてリモコンは普段使っていないのでどこにあるかわからない。よって、蒸し暑いままでした。

実は、ハブミニとスマホを連携させているwi-fiが切れていました。私が使っているwi-fiルータは電源復旧しただけでは機器接続できず、ルータの再起動が必要でした。

ということで、ルータを再起動して、無事にエアコンをつけることができました。

こうして、1時間ほどの停電は完全に終了しました。

 

停電の経験からの学び

  • 停電からすぐに復旧できるインフラが整っていて、本当にありがたい
  • 夏は夜でも1時間電気が使えないと、蒸し暑すぎて、生活に支障をきたす
  • 停電したら、ブレーカーの状態はすぐに見ておこう
  • 停電が起きても「停電情報」に掲載されないことがある(なぜ?!)
  • スマート家電を使っている人はwi-fiルータの再接続方法を確認しておこう!

 

東電へのお願い

ということで、小さな停電(少ない停電軒数や短い停電時間)であっても、「停電情報」への掲載をお願いしたいです。

私は、復旧作業には全幅の信頼を置いているので、復旧作業をするつもりがあるのか(つまり、停電に気づいているのか)がわかるだけで十分なので、対応お願いします。

 

最後に

停電の経験を通じて、電気含めたインフラの重要性を再確認しました。

日本は高度成長期にインフラ設備を大量に導入し、そのリプレース時期となっています。一方で労働人口減少や3K労働への忌避から、現場では深刻な労働力不足が生じています。

今まで日本国民は安定・高品質なインフラの恩恵を当たり前として受け取っていました。今後は恩恵の対価を明確に支払うことになるのかなとも思っています。